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首吊り未遂

2010.05.26 23:02 candy

昨日、また学校を休んでしまった。
月曜日も火曜日も、無断欠席。
なんだかもう、どうでもいいやって気持ちが強くて。
普段なら、朝に欠席をすると連絡をすることができなくても、夕方には
『今日、欠席しました。
連絡、朝できなくて申し訳ありませんでした。』
ってメールなり電話なりを、S先生に必ずしていたのに。
投げやりな気持ちになると、どこまでも“どうでもいい”って気持ちに支配されてしまう。
そして今日の早朝、3時頃、眠れない夜を過ごす中で“学校、辞めたい…”って思った。
S高を辞めたら、もう私には何1つ残らないというのに。
そして、最後に残ったのは、“疲れた”という感情だけ。
ベットから起き上がり、電気を点けて、古い携帯の充電器のコードで首を吊った。
足は完全に床から離していたし、傍にあったイスも蹴って届かないように、後戻りできないようにしたの。
…気づいたら、私は床に倒れてた。
激しい耳鳴りや、手足と舌の痺れ、頭痛、脳が軽く麻痺したような感覚。
残ったのは、その程度のものだった。
立ち上がれる状態になって、改めて首を吊っていた場所を見てみると、充電器のコードが切れて導線がむき出しになっていて。
“コードが私の体重に耐えられずに切れて、私が床に投げ出される状態になったんだ”と理解した。
死ぬことは難しい。
分かってはいたけれど、やっぱり失敗したという事実に直面すると、なんともいえない虚しさに襲われる。
死ねない、立ち直れない、じゃあ私はどうしたらいいの…?


そんな今日、やはりと言うべきか、また欠席。
何もする気が起きず、1日中ずっとベットの上で過ごした。
そういえば、月曜日も火曜日も、今日も。
朝ごはんも昼ごはんも食べていない。
体重、少しは減ったのだろうか。
体重計に乗っていないから分からないけれど、減っているのにコードが切れたというのなら、もう失笑するしかないね。

夜。
仕事から母親が帰宅し、夕飯の用意ができたと1階から呼ばれ、2階にある部屋からリビングへ。
その時、電話が鳴り、出た母親が
『どうも、お世話になっております…。』
と言いながら子機を手に、リビングを出て行った。
ぇ…、何……??
内心ビクビクしつつも、夕食をとっていると再びリビングに入ってきた母親が、
『担任の先生から。』
と言って子機を私に差し出した。
S先生??
いつもなら、家に電話することなんてなく、何か連絡があれば私の携帯にメールなり電話なりするのに…??
不思議に思いつつも、子機を受け取り、話が親に聞こえないようにリビングを出てから保留にされていた電話に出た。
『ごめんね。』
月曜日から今日までずっと無断欠席していた私が、本来謝らなければならないのに、S先生はいち早くそうおっしゃった。
『自宅に電話するの、イヤだろうし、するつもりなかったんだけど…
いつもなら必ず連絡をくれるあなたが、3日間も連絡なしで休んでるから心配になって。
まず、家にいるのかも分からなかったし。。。』
メールでの報告ではあったけれどこの前の1件について知っているS先生だからこその言葉なのか、もっと違う意味があるのかは分からないけれど
『すみませんでした…。』
と謝罪。
単純に、学校を休んで、とか、連絡をしないで、とかではなく、それらも含む、色々な意味をこめて謝罪した。
それからは、
『最近、眠れてる?』
『家族とはどんな感じ?』
とか定番になりつつある質問をされたり答えたりしていた。
だけど。。。
『ご飯食べてる?』
と聞かれた時、
『食べたり食べなかったりです。』
と答え
『痩せたんじゃない??
だんだん痩せつつある気がするんだけど。』
って言われた私は、ついうっかり
『そんなことないですよ~。
もし痩せてたとしても、それでもコードは切れるから(苦笑)』
なんて言ってしまったの。
『…コードが切れるって…??』
当然、そう聞かれて
『えっと、、、携帯の充電器のコードが切れたんです。。。
丈夫そうに見えるのにって感じですよねッッ??』
と同意を求めることでこれ以上詮索されないように仕向けようとしたけれど、S先生はそんなに甘くなく、
『コードで、何したの?』
まさか正直に“首吊りました”なんて言えるはずもなく、いつも誤魔化す時にするように
『大したことじゃないです。
気にしないで下さい~~(笑)』
と笑い飛ばそうとしたの。
だけど先生は、
『笑うとこじゃないでしょ!?』
と強い口調でおっしゃった。
もう誤魔化せないな、と思った私は、何も言えずに黙ってて。
電話を通じて、重たい沈黙がしばらく流れた。
その沈黙を破ったのはS先生で
『…愛結菜さん、』
と私の名前を呼んだ。
いつもは“海月さん”と呼ぶのに。。。
『…はい…』
小さく、小さく、届いたかどうか定かではないくらい小さく返事をすると
『かけがえのないものなんだよ。』
と、ゆっくり優しく、でも力強く、そう言った。
『…………………。』
何も言えずにいる私に、
『かけがえがないとよ?』
『…………………。』
『絶対、ダメだからね。』
『…………………。』
『信じるよ?』
『…………………。』
そうおっしゃるS先生。
心の中で、“約束出来ないんです。ごめんなさい、先生”と言った時、再び先生は口を開いて。
『大きいことも、小さいことも、全部意味があるん。
辛いことや苦しいこと、悲しいことを乗り越えた人は、その分、人に優しくできるとよ?
少なくとも、私はそう思っとるよ。
月並みな言葉かもしれんけど、あなたが今ここにいること、生まれてきて、今生きてること、絶対に意味があるんよ。』
そして再び、
『信じるよ?』
と。
S先生の方言混じりの言葉は、温かく私の心の中に染みていったけれど。
暖かいなぁって感じたけれど。
それでも私は何も言えずに、ただただ黙っているだけだった。
電話越しに聞こえてく雑音が、職員室から先生が電話をしてきているのだと言うことを示していて。
子機を通して、今行けずにいる学校を、S高の職員室を、全身で感じた。
『体調、良くなったら、、、明日学校おいでね。』
S先生は、最後にそうおっしゃって、電話を切った。
“かけがえがないとよ?”という言葉を、声を、私の耳に、心に、残して………。


その後、何事もなかったかのような顔をしてリビングに戻り、子機を戻してから自室へ入り携帯を見ると、メールが1通。
K高の友達、と言うより、元クラスメイトと言った方がピッタリ合うように感じられるようなくらいの仲だった子からのメール。
その証拠に、1通目は
『覚えてる?』
という言葉が最初に入ってた。
『今の学校、楽しい?』
と書かれてあった1通目のメールを読んだ時点で、私はその子が私に聞きたいこと、相談したいことが何か、確信できた。
“学校を辞めるか辞めないか”。
私はその子の質問に、全て嘘偽りなく答えたけれど、つくづく私は最低だなと感じた。
だって、今朝首吊り未遂してた私が
『どの道を選んでも、○は○だから、それだけはいつでも忘れないでいてほしい。』
とか
『迷惑になるかも、とか、重いかも、とか、そんなこと気にしなくていいし、気にする必要なんてないから大丈夫だよ。』
とか
『もし明日行けなくても、あまり自分を責めないであげてね。
行こうって思えたことだけでも、すごいことだと思うから。』
とか言ってるんだよ?
その子はきっと、私はもう前を向いて進んでいると、元気に学校生活を過ごしていると思っただろうな。
『あゆちゃんはすごいね。』
って言われちゃったし…。
もちろんその子に言った言葉は全部本心で、うわべだけで言ったつもりなんてないし、1年前の自分とその子の今の状態がとても似ていたから、どれも自分のことのように考えて、考えて、考え抜いて言った言葉だよ。
その子は
『あゆちゃんがいてくれて本当によかった。
気持ちが軽くなった!』
って言ってくれたし、これはこれで良かったのかもしれないけれど、もしもその子が私の現状を知ったら、瞬時に言葉は力強さを失うと思う。
その子の気持ちが痛いほど分かるから、私なりに考えて言葉を発した。
でも。
もしかしたら、その言葉は、私が1年前にかけてほしかった言葉なのかもしれない。

S先生は、
『辛いことや苦しいこと、悲しいことを乗り越えた人は、その分、人に優しくできるとよ?』
とおっしゃった。
だけど私は、きっと、例外、だ。



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体重、2キロ減ってました…(笑)



1年前、なぅ。
↑1年前の今日の私。
懐かしいな、T先生に依存してる(笑
 でも前向き。
 今日よりは。


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テーマ:自殺未遂 - ジャンル:心と身体

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2012.11.22 11:19 candy

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2010.05.28 23:52 candy

no subject

>眠れない夜を過ごす中で“学校、辞めたい…”って思った。
>S高を辞めたら、もう私には何1つ残らないというのに。

そんなことはないのよ、愛結菜さん・・・
レベルの高い大学への入学を目指すのは 悪いことじゃない。
でも それ以外にも 道は何本もある、すべての人に。

自分では我慢ならないような道でも 
歩いてみれば 新しい景色も見えてくる。
歩いてみもしなければ 何もしらないまま。

元々 頭脳的には優れている愛結菜さんだもの・・・
気持ちを開放することができれば 
案外 思い通りの人生が待ってるかもしれないね 


  • URL
  • トドクマ
  • [edit]

2010.05.28 23:22 candy

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2010.05.28 20:44 candy

no subject

学生という今の状態は人生のほんのわずかな時間なんです。それが不安とか悩むのは当たり前なのです。
誰でも通る道で、すぐ誰にも干渉されない時代が来ます。親はそれまでにあゆなさんを良い立場にして独り立ちさせたいのです。それが子供に重荷にいなるのが解からない時もあるかもしれません。ですから、ま、良いかと、流していきませんか。すぐですよ、あなたが好きに行ける時は。
  • URL
  • Dios contigo
  • [edit]

2010.05.28 09:39 candy

生きていてくれてありがとう

お久しぶりです。
読ませてはもらっていたのですが、コメントが思いつかずロムをしていました。

愛結菜さん、生きていてくれてありがとう。
コードが切れて本当によかった。
私の勝手な思いだけど…。

3年くらい前かな。私も似たようなことを電話で言われたの。「死なないって約束してくれる?」って。もちろん私は「はい、とは言えません」と正直に言った。そうしたら少しの沈黙の後、「死なないでほしいと思っている人がいることを覚えていてね」と言われた。
愛結菜さんにも覚えていてほしい。疲れたら何もしないで休もう?焦る気持ちもあるから苦しいとは思うけれど。そしてどうか生きていて。

2010.05.28 08:26 candy

例外はないと思うよ
まだ愛結菜さんは気づいていないだけ
私には何故かそう見える

2010.05.27 23:13 candy

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2010.05.27 17:49 candy

no subject

>辛いことや苦しいこと、悲しいことを乗り越えた人は、その分、人に優しくできるとよ?

この言葉って、よく聞くけど俺はそう思わないよ。
現に回復した今でも、人に優しく出来ない。
人間にも種類がある。優しく出来るようになる奴は
余程器が大きいか、
辛い事や苦しいことの落差が小さかったのか…

その意味では君だけが例外ではないよ
人はそれを理想とするから言ってるだけだ。

2010.05.27 14:59 candy

no subject

あゆなが生きててよかった。
あゆなの言葉もあゆなの心もやさしいよ。
あゆなはあゆな自身には優しくないかもしれない。
でもあゆなは周りの人にはとっても優しいよ。
あゆながたまにくれる返信をみるとね、
いつも心があったかくなるよ。

これからもあゆなの言葉を聞きたい。
あゆなの優しい心にふれたいよ。
これは他の誰の感覚でもなく、
自分のこころのきもち。
自分にとってあゆなはそんな子だよ。

いつかあゆなが自分にもやさしくなれたら、
もっと素敵な女性になるんだろな。
そしてその時あゆな笑ってるだろうな。
自分はそんな日がくると信じてます。
かぴもあゆなを信じます。

つらかったね。
生きててくれてありがとう、ぽち。

2010.05.27 12:09 candy

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プロフィール

海月 愛結菜

Author:海月 愛結菜
高校3年生
6月5日生まれ・18歳

2008年09月に精神科デビュー。
うつ病・境界性人格障害・不眠症。
現在投薬治療中。
リスカ・ODなど、自傷癖あり。
2008年・2009年11月には、自殺未遂によりICUに入院。


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